既存事業に、訪問看護という新たな選択肢を。

医療・介護事業で培った経験や地域とのつながりを活かし、新たな事業の柱をつくる。
訪問看護の導入は、既存事業のサービス拡充だけでなく、これからの事業成長を考える選択肢の一つです。
その可能性と、導入前に押さえておきたい経営の視点をご紹介します。

こんな経営課題・構想はありませんか?

既存事業を運営するなかで、将来の成長やサービスのあり方について、次のような課題を感じていませんか?

既存事業だけでは将来の成長に限界を感じている

利用者の医療ニーズに対応できる体制を充実させたい

自社の経営資源を活かせる新規事業を探している

訪問看護に関心はあるが、専門人材やノウハウがない

新規事業を任せられる人材や推進体制が不足している

訪問看護は、既存の医療・介護事業と連携することで、新たなサービス提供の可能性を広げられる事業です。

一方で、事業の特性や運営体制を理解せずに参入すると、想定以上の負担が生じることもあります。

大切なのは、「訪問看護を始めること」ではなく、「自社の事業にどう組み込むか」を考えることです。

訪問看護を加えることで、何が変わるのか

既存事業と訪問看護を組み合わせることで、単独のサービスだけでは対応しきれなかったニーズに応えられる可能性があります。

既存の医療・介護事業
経験・地域とのつながり

+

訪問看護
在宅療養を支える専門機能

↓

対応範囲・地域連携・事業の可能性を広げる

EFFECT 01

既存サービスの対応範囲を広げる

介護サービスの利用者のなかには、健康管理や医療的なケアを必要とする方もいます。

訪問看護を加えることで、医師や関係機関と連携しながら、利用者の在宅療養を支える体制の充実を目指せます。

EFFECT 02

地域との連携を強化する

既存事業で築いてきた地域の医療機関、介護事業所、関係機関とのつながりは、新規事業を検討する際の重要な経営資源です。

訪問看護という新たな専門機能を加えることで、地域で担える役割や連携の幅を広げることが期待できます。

EFFECT 03

新たな事業の柱をつくる

訪問看護を独立した事業として育てることで、既存事業とは異なる収益機会を持つことができます。

ただし、既存事業との連携が、そのまま利用者獲得や収益の増加につながるわけではありません。

訪問看護単独でも継続できる事業基盤を構築することが重要です。

既存事業の強みを活かしながら、訪問看護そのものの事業価値を高める。
この両面から考えることが、事業展開の第一歩となります。

訪問看護の導入前に考えるべきこと

訪問看護の新規参入では、開業できるかどうかだけでなく、継続的に運営できるかを見極める必要があります。
特に、次の5つの視点から検討することが大切です。

CHECK 01

01|地域の市場性

対象地域の訪問看護ニーズ、既存事業所の状況、医療・介護関係機関との連携機会を確認します。

CHECK 02

02|既存事業との相乗効果

現在の事業と訪問看護が、どのような場面で補完し合えるのかを整理します。

相乗効果を期待するだけでなく、各事業の独立性や利用者の選択を尊重した連携設計が必要です。

CHECK 03

03|人材・組織体制

看護職員や管理者の確保に加え、新規事業全体を推進する責任者や管理体制を検討します。

CHECK 04

04|事業計画・資金計画

初期投資、運転資金、利用者数・稼働の見通し、収支が安定するまでの期間などを想定します。

CHECK 05

05|制度・運営要件

指定基準、人員・設備・運営基準、保険制度など、訪問看護特有の要件を確認します。

これらの条件を整理することで、事業化の可能性と、導入前に解決すべき課題が見えてきます。

新規事業を成功に近づけるための体制づくり

訪問看護は、事業計画を作成するだけでは軌道に乗りません。
開業準備から開業後の運営まで、事業を継続的に動かせる体制が必要です。

POINT 01

事業を推進する責任者を明確にする

新規事業の立ち上げでは、採用、行政手続き、地域連携、収支管理など、複数の業務が同時に進みます。

誰が全体を管理し、課題を判断していくのかを明確にすることが重要です。

POINT 02

採用・地域連携・運営管理を整える

必要な人材を確保するだけでなく、スタッフが働き続けられる環境や、地域の関係機関との連携体制を整えます。

また、利用者数、稼働状況、収支などを継続的に把握し、経営判断に活用できる管理体制も欠かせません。

POINT 03

想定されるリスクに備える

訪問看護の新規参入では、採用の遅れ、利用者獲得の長期化、運転資金の不足などが経営に影響する可能性があります。

既存事業の人材や資金を新規事業に振り向けることで、本業に負担が生じる場合もあります。

開業時点だけでなく、開業後の事業継続まで見据えた計画と実行体制が必要です。

自社で進めるか、外部の力を活用するか

訪問看護の導入には、自社主導で進める方法と、外部の専門的な支援を活用する方法があります。
重要なのは、自社が担える役割と、不足している機能を見極めることです。

自社主導で進める場合

訪問看護の運営経験を持つ人材がおり、事業計画から採用、開業準備、開業後の経営管理まで、自社で推進できる体制がある場合は、自社主導での立ち上げを検討できます。

外部支援を活用する場合

訪問看護の専門知識や立ち上げ経験、事業を推進する人材が不足している場合は、外部支援を活用することも選択肢となります。

計画の作成だけでなく、実行段階にどのような支援が必要なのかを整理することが大切です。

円仁会の支援という選択肢

円仁会では、訪問看護の開業・運営支援に加え、事業立ち上げに主体的に関与する「訪問看護 フルプロデュース」を提供しています。

自社の体制や事業構想に合わせて、どのような外部支援が適しているのかをご検討いただけます。

よくあるご質問・関連情報

既存の介護事業を運営していれば、訪問看護も始めやすいのでしょうか?

既存事業の運営経験や地域とのつながりを活かせる場合があります。

ただし、訪問看護には専門職の確保や独自の運営基準、医療機関との連携などが必要です。既存の介護事業と同じ方法で運営できるわけではありません。

訪問看護の経験者が社内にいなくても、導入を検討できますか?

検討は可能です。

ただし、実際の開業・運営には、必要な資格や経験を備えた人材、適切な管理体制などが求められます。

自社で人材を確保するのか、外部支援を活用しながら準備を進めるのかを検討する必要があります。

既存事業の利用者がいれば、訪問看護の経営は安定しますか?

既存事業との連携が事業機会につながる可能性はありますが、それだけで安定した経営が実現するとは限りません。

訪問看護の利用には、本人の希望や医師の指示など、適切な条件が必要です。

地域全体の需要や紹介経路、提供体制を含めた事業計画が重要です。

事業構想が具体化していない段階でも相談できますか?

訪問看護の導入目的や、自社で活かせる経営資源、実現に向けた課題を整理する段階からご相談いただけます。

まずは現状を共有し、どのような検討が必要なのかを確認することから始められます。

訪問看護の導入を、一緒に考えませんか?

既存事業に訪問看護を加えることは、将来の事業展開を考える一つの選択肢です。

一方で、導入の目的や既存事業との関係、必要な人材・資金・推進体制によって、適切な進め方は異なります。

円仁会では、現在の事業状況や構想を伺いながら、訪問看護の導入に向けて検討すべき課題や支援の可能性についてご相談いただけます。

事業構想が具体化していない段階でも構いません。